タートルの甲羅:伊豆大仁・城山奮闘記

伊豆大仁♨️城山⛰近郊をメインに、たまには小川山や城ヶ崎で、クライミングをしていた時の忘却録

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伊豆城山・南壁は貸し切りでした

jo-yamananpeki 2008Jul5 8

この時期、さすがに梅雨明け宣言はまだ出されていません。本日の天気予報は降水確率30%。雨が降りだすことを想定しながらも、城山・南壁にクライミングに行ってきました。

今回はエコな日・第3弾。トレイン&徒歩にて城山・南壁に向かいました。途中、登山道入口付近の駐車場には車が1台も無く、”もしかして貸し切り状態か”と心を弾ませ?登山道に入ると、駐車している車がない理由は直ぐに分かりました。

jo-yamananpeki 2008Jul5 2

アプローチは小川のように水が流れ、岩は苔むしており、先週の亀の甲岩でのアプローチほどではないにせよ、湿度は高かったです。予想していた通り岩場に人は居ませんでした。

結局、天気は晴れ。しかし、クライミングをするには暑すぎる最悪なコンディションでした。岩の状態も良くなかったです。オアシステラスからのシミだしは1日中乾くことが無く、ブルースカイ(5.9)やフルハムロード(5.10b)をトライすることは出来ない状態でした。

また少なくとも午前中は、初心者ルート(5.9)が多くある左側の下部は全体的にウエットでした。昼過ぎから上部の岩はキンキンに焼け、岩に張り付いているだけでも暑く、ホールドを押さえると手のひらが(焼けて?)ヒリヒリするような、クライミングをするにはとても厳しい状況でした。城山・南壁のシーズンが終わったことを感じました

jo-yamananpeki 2008Jul5 3

南壁 アナザスッテプ(5.9) TR

TRでのトライながらもまだ岩場が湿っており、ビビル。

アミーゴス(5.9) RP

リードでのトライは2008年3月2日にmOSして以来。核心部・3ピン目から4ピン目の小ハング越えはなんとか粘ってRP。雑に登ってしまい、かなりきわどかった。

jo-yamananpeki 2008Jul5 4

ロング・グットバイ(5.10b) (リード・A0でTO)

左隣のタナバタのタナボタ(5.10c)にTRを張るためにトライ。このルートもまた、2008年3月2日にRPして以来。小ハング越えの時に、左足の置く位置を間違えてテンション。その後は暑さにノックアウトされ、テンションを掛けながらA0でTO。ホールドは有るので、ムーブさえ判れば登りやすいルートかも?

jo-yamananpeki 2008Jul5 5

フレンチフェイス ハートルート(5.10d) (リードでTO)

0便目:ハートルートにヌンチャクを掛けるため、いつものようにスクールゾーン(5.10c)の右斜上を3ピン目まで登り、テラスに上がる。ハートルートの終了点にザイルをセットして、降下しながらヌンチャクをセット。ルートが若干ウエットなことが気になる。

1便目 (リード・敗退):1ピン目のクリップ体勢のとき、左手で押さえるホールが湿っており気になる。クリップ後、右手をフェイスにだし、右足を開く。微妙なバランスに耐え左手もフェイスに出し左足を上げる。次に右手・左手の順番で、デッド&デッドにてホールドを押さえる。ここが下部ハング越えの核心部。それなりに下部をこなしいよいよ核心部。3ピン目にクリップ後、3ピン目左横の甘いポケットに耐えられずテンション。ポケットはウエットなのに岩が非常に暑く、3ピン目にクリップするまでにかなり体力を消耗していた。ガッカリ。TOを目指すも暑さに負けて敗退。

jo-yamananpeki 2008Jul5 9

2便目 (リード・TO):時間をおいて再トライ。やや涼しくなりモチも上がる。下部のハング越えは少し雑ではあったがなんとか越える。本日2回目のトライと言うこともあり核心部まではスムーズ。いよいよ核心部。3ピン目クリップ後、クリップ左横のポケットに耐え、次のムーブへ移るときにテンション(あ~あ!)。気を取り直しTOを目指す。落ちた箇所は小ハングを右手で掴むホールドが間違っていたことに気がつく(泣)。右手で正しいホールドを押さえ、左手は小ハング上のガバを取り、左足を開く。右手を小ハング沿いに右斜上させ、体勢が安定したところで、右足を3ピン目左横のポケットにねじ込む(おお~!初めてリード・トライでねじ込めた)。その後、右手でクラックを取りに行き、右足を体の中心に寄せ、左手を上げて、左足をガバにねじ込む。初めてリードにてTO。

jo-yamananpeki 2008Jul5 10

大仁駅前の足湯・黄金の湯 (敗退)

ハートルート(5.10d)RP出来なかったがそれなりに満足して、17時過ぎ南壁を撤収。楽しみにしていた大仁駅前の足湯・黄金の湯に向かう。しかし、足湯施設を見てビックリ!緑色の藻が繁殖しているではないか(涙)!!