昨日梅雨明け宣言も出され、いよいよ夏本番！の季節が来ました。今週の連休にカサメリ沢遠征を計画していましたが、夕方からの雨予報が気になり、急遽計画を変更して湯河原幕岩に行ってきました。
湯河原幕岩の天気は午前中こそ日差しがありましたが、午後からは曇り、風もあり思いの外過ごしよかったです。しかしながら岩は若干湿っぽく、コンディションは良くなかったです。流石にこの季節クライマーはほとんど見あたらず、茅ヶ崎ロックはほぼ貸し切り状態で、人気ルートも待ち時間無くトライすることが出来ました。
茅ヶ崎ロック シンデレラフェイス・シンデレラ (5.7) mOS
桃源郷は日が差し暑そうだったので、木陰の中で登れるシンデレラフェイス・シンデレラに初めてトライ。
１便目 (mOS)：湯河原にしては長いルートで、かなりランナウトしている。右隣のカボチャ馬車(5.6)が近く、限定があるのかな？？。１ピン目直下からトライ。そこそこのホールドはあるがこれが5.7なのか疑問に思いながら１ピン目クリップ。え～と２ピン目は！？直上ボルトか、それとも遙か遠くに見える左側のボルトか悩む。が、直上を選択。これまたそれほど簡単ではない。上部は小ハングを越える前に左横のボルトにクリップをするが、クリップ後に小ハングを越えるにはそれなりのハイステップを要求される。終了点からの眺めも良く、楽しいルートではあるがかなりランナウトしており本当に5.7なのだろうか？
２便目 (TR)：ヌンチャク等回収のためTRでトライ。離陸からピン左側を登る。１ピン目直下から登るよりはホールドは有り、安定している。そうは言っても、今回２ピン目として使ったボルトを使わないなら、かなりランナウトするので危険である。
アリババの岩場 アリババ (5.10b) 敗退
１便目 (リード・敗退)：2008年5月24日のTRでは良い感じに登れるようになってきたが、なかなか落とせない苦手カチ系ルート。リードでトライ。２ピン目にクリップ後、右足を置く位置が悪く窮屈になるが耐える。２ピン目から３ピン目までに向かう核心部でまたも激しくフォール。あ～あ！ガッカリ(涙)。登っている途中で気にはなっていたが、岩が若干ウエットなために、カチ持ちが上手く決まらずに滑ってしまった。トホホ・・・。TOも出来ず敗退。
２便目 (TR)：ムーブ固めのためにTRで再度トライ。今回はどのホールドも滑る感じがしてダメだー。スッキリすることなく終了。
割礼塔・ダークへラー (5.9) mRP
2008年6月7日にTRで登った時よりはウエットな感じがする。出だしは相変わらず悪く、アンバランシーだ。なんとかパワーで押さえ込んだ感じ。３ピン目にクリップする前の核心部でスタックする。右手はカンテを握り、左足をハイステップにて左手で押さえているホールドまで上げるムーブがなかなか出来ない。右手でカンテを掴むホールドがしっくりいかないことが原因だ。加えて左足をハイスッテプした後のムーブを思い出せず焦る。何度か試行錯誤を繰り返した後、左足を高く上げ、ゆっくりと左手を上げてそれなりのホールドを掴む。安定したところで３ピン目をクリップ。終了点付近の壁は立っているが、ホールドは有るので落ち着いて登れば問題なし。
喜望峰 帰還兵 (5.10c) リードでTO
１便目 (リードでTO)：初めてリードでトライ。離陸直後、左手で押さえるホールドは甘く、右手のガバも指がしっかりと決まらず苦労する。なんとか粘って１ピン目クリップ。しかし、１ピン目を越えて、２ピン目に向かう途中で力尽きてフォール。足の置く位置を探している間に力尽きる。なんとかTOを目指し２ピン目へ。２ピン目のクリップ体勢が非常に難しい。左側のレイバックは、右手は安定しているが、体勢がクリップから遠ざかり過ぎて左手でクリップできない。一方、左手で耐えて右手でクリップしようと試みるが、左手だけではいまいち不安定。なんとかだまして、クリップに成功。しかしこのムーブはかなり体力を消耗する。今回はマスタースタイルで挑戦したが、現状ではマスタースタイルでRPを狙うのは不可能だと感じた。２ピン目のクリップ後は右側レイバックに切り返すが、ここもウエット感があり体勢がスムーズに決まらない。なんとか耐えて、リードで初めてTO。
２便目 (TR)：TRでムーブ固め。相変わらず２ピン目のクリップ体勢が判らない。左側のレイバック状態を左手一本で耐えて、右手でクリップをするのか、それとも一段上がり、左側レイバック状態から右側レイバック状態に切り返すときにクリップをするのか結論出ず。どちらにしてもギリギリだ。
