タートルの甲羅:伊豆大仁・城山奮闘記

伊豆大仁♨️城山⛰近郊をメインに、たまには小川山や城ヶ崎で、クライミングをしていた時の忘却録

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ポンポコランド側からワイルド・ターキー・ゴージへのアプローチに敗退

jo-yamahoppeki PONPOKO 2008Jul26 1

梅雨明け宣言が出され夏本番を迎えていますが、太平洋高気圧の張り出しが弱く、大気が不安定で天気が変わりやすいのが今年の夏の特徴なのでしょうか?

今回は夏でもクライミングが出来る?城山・北壁・ポンポコランドとワイルド・ターキー・ゴージに行ってきました。ポンポコランドは日が差し込む時間帯は暑いですが、時折風が通り抜けるため、日陰はそれなりに涼しかったです。2008年7月13日にポンポコランドに来たときよりも岩は乾燥しており、エリア全体の湿度は低く、過ごしよかったです。

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PONPOKO LAND・PON WALL

猫道 (5.10a/b > 8) mOS

1便目 mOS:2ピン目から3ピン目に向かうところが核心部かな?甘めのカチに耐えて、右手を伸ばせはホールドは有る。POKO WALLの復活の日(5.10a > 9)より簡単に感じた。

2便目 TR:ヌンチャク等の回収のためにTRでトライ。アップには良いルートかな。

jo-yamahoppeki PONPOKO 2008Jul26 3

ベネッセ (5.10c > 10a) mRP

下部の核心部は問題無し。上部のハング越えは、右にも左にも寄りすぎることなく、なるべくボルト直上をのぼる方が楽しい。上部のハング越えは、両サイドのルートが近すぎて使うホールドが限定?されるので面白さ半減か?

Smelly Cat (5.11a > 10b) TR 

1便目:下部のハング越えが核心部。1ピン目左から登り、2ピン目にクリップ後、ハング越え。手はガバなので、パワーが有れば越えられそうだが・・・非力なために苦しい。右足を置く位置が決まらず、ハングを上手く越えられない。腕力でなんとか上体を引き上げても、次の手のホールドが甘く、苦しい。

2便目:腕がパンプ気味のために、1便目よりもデロデロ。次回はもう一度、ハング越えのムーブ固めから。

jo-yamahoppeki TURKEY 2008Jul26 5

昼食後はポンポコランドから、城山山頂を経由せずに、ワイルド・ターキー・ゴージに向かいました。これが悲劇の始まりでした。ポンポコランドから稜線を下り、適当?なところで進行方向右側に下りれば、ワイルド・ターキー・ゴージのボトムに着くはずだったのですが・・・。稜線沿いから下り始めるまでは良かったのですが、結果的に下りすぎてしまい右側に下りるポイントを間違え、厳しい藪漕ぎを強いられました。

恐らく下りすぎたためにワイルド・ターキー・ゴージを確認できずに通り越してしまい、ワイルド・キャット・ゴージへ向かっていたと思われます。結局ポンポコランドに戻り、城山山頂経由でワイルド・ターキー・ゴージに向かいました(所要時間2時間)。経験したことのない過酷な藪漕ぎと暑さで体力が奪われヘトヘトになりました(泣)。

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WILD TURKEY GORGE (LEFT WALL) 左壁

登竜門エリア めぐり逢い(5.9) mOS

1便目 mOS:傾斜は立っているが、ガバ系なので問題ない。3ピン目から4ピン目に向かうところは、手のホールドは甘いが、足は安定しているので、高度感に負けずにテラスに乗り込むことが重要。途中でバラ科の植物に遭遇するので注意が必要?かな。

2便目 TR:ヌンチャク等の回収のためにTRでトライ。初心者にとってこのルートは、壁が立った16mの長いフェイスで高度感もあり、眺めも良く、バラの香りも心地いいので?、お薦めです。

足湯・黄金の湯を目指して、ヘロヘロな下山

下山はワイルド・ターキー・ゴージからポンポコランドを経由して城山南壁側の登山道入口に下りました。ワイルド・ターキー・ゴージ側からポンポコランドへのアプローチは分かりやすく、ポンポコランド側からワイルド・ターキー・ゴージに向かったときに道を間違えたポイントを確認することが出来ました。これが今回の最大の成果でした。

ワイルド・ターキー・ゴージからポンポコランドを経由して城山南壁側の登山道入口までは、休憩も含めて、1時間も掛かりました。やはり藪漕ぎでの疲労が足にきていたようです。前回は使えなかった大仁駅前の足湯・黄金の湯で疲れを癒せたことが、今回のクライミングで、唯一、予想外の嬉しい出来事でした。