伊豆大仁・城山にも紅葉の季節が到来しました。しかし、昨年の同時期よりもまだ紅葉は早いかな?これも温暖化の影響なのでしょうかね?
今回は久しぶりに南壁に行ってきました。流石に城山南壁、25~30人ぐらいのクライマーが岩場に居ました。 天気は午前中快晴・無風で暑いぐらいでしたが、予報に反して?昼には小雨。午後は陽が当たらなくなると少し寒いぐらいでした。しかし、クライミングを楽しむには全く問題は有りませんでした。
フレンチフェイスエリア・ハートルート(5.10d) RP
1便目 TR:南壁・左側は混んでいたので、本日はいきなりハートルートから。まずはTRでムーブの確認。下部はデッド&デッドでハング越え。前回 (2008.10.12) は2ピン目のクリップ後からのムーブがいまいちだったが、今回解決。
2便目 TR:ムーブは固まった。次はリードトライ!
3便目 RP:リードトライ開始。下部は迷わずデッド&デッド。3ピン目クリップまではスムーズ。問題の上部核心部では、右足をポケットに入れるときと右手でクラックを取った後にばたついたが、大勢いらっしゃったギャラリー?の皆様のおかげでなんとか耐えてRP。嬉し~い。久々、タナバタのタナボタ (5.10c) 以来の会心のRP。これが初めての (5.10d) RP。
南壁・右 ロング・グットバイ (5.10b) mリードでTO
左側のタナバタのタナボタ(5.10c)、右側のボルサリーノ(5.11b)にTRをセットするためにトライ。テンション掛けながらTO。
南壁・左 鎌形ハング1P目 (5.10a) mリードでTO
このルートを触るのは、2008.05.17 以来。マスタースタイルでは初めてかも?テンション掛けながら TO。鎌形ハング1P目は良いルートだなぁ~。
南壁・右 ボルサリーノ (5.11b) TR
2008.10.12 以来のトライ。ルート図通りに左側のバンドを使わず、離陸から直上する。出だしの薄被りは難しくないが、ボルトがないので怖い。1ピン目まではかなり遠いので危ないなぁ。2つ目の小ハングからは、左隣のロング・グットバイ(5.10b)のホールドを使わ無い直上限定ルート。難しいなぁ。指が入るポケットはあるのだが、上手く体を上げられない。問題は最後のクリップ後からの核心部。薄被りでフィンガーホールドが甘細かい。薄被りに負けずに、もう数センチ足を上げることが重要かも。まだ歯が立たない感じ。
タナバタのタナボタ(5.10c) TR
ギア等の回収便。流石にRPした (2008.05.17) と比べ、ホールドの保持が良い(ヌメリがない)。
番外編・やってしまった!
今回のクライミングでは、久々の成果が出て嬉しかった。気分良く浮かれて?16時40分過ぎに撤収。辺りは既に薄暗かったがヘッデン無しで下山開始。しかし、そこに落とし穴が待っていた!”ドテ!”一瞬状況が理解できなかった。マジゴケ。いてててて・・・てぇ(泣き)。登山道は前日の雨の影響でまだ湿っており、暗がりの中で滑ってしまった。腕にすり傷は出来たものの、幸いにも?ズボンは破れず。いや~、下山時も注意が必要だと言うことを、身をもって学習した。