聖岳 (3013m) の日帰り登山は可能か?
最近はクライミング三昧の日々が続いていたので、久しぶりに登山に行くことにした。奥穂高に行きたかったが、この時期は紅葉シーズンなので激混みかなぁ?と思い、南アルプスの聖岳を目指すことにした。
聖岳は南アルプスの中で最南端の3000m峰。因みに日本100名山でもある。便ケ島登山口からの標高差は約1930m 2000m。個人的には2年ぶりの3000m峰登山。果たして日帰りは可能なのだろうか?
(AM5:45)
ほどよい緊張感と共に、登山者届けを記入後、登山開始。唯一、空が曇っていたことだけが心配。写真は暗いが、ヘッデンが必要ないぐらいの明るさ。朝の気温はどれぐらいだったのだろうか?想像していたよりも遙かに暖かかった。*後で聖平小屋は11℃ぐらだったと教えていただいた。と言うことは登山道入口はそれよりも高かったことになるはず。
(AM6:11)
名物の西沢渡の渡し篭。荷物専用なのでもちろん?使いませんでした。と言うより、川には簡易的な橋が架かっていたので、、。後で登山者に聞いた話だが、ここに来るまでの遊歩道に熊の糞があったらしい。糞自体は認識していたが、熊のモノとは思わず写真を撮り損なった😁アプローチはここまで。川を渡ればいよいよガシガシ登っていきます。
(AM8:49)
苔平(2050m)を過ぎて20分ぐらい登ったところ。結構良いペース登れている感じ。この辺りは涼しくて快適で、登山道以外は写真のように苔々していてとても良い感じ。
(AM9:42)
漸く薊畑分岐が見えてきた。結構ガスッてるよなぁー!薊畑分岐から聖岳までは1.9km-約130分とのこと。このままコースタイム通りにいけばお昼過ぎには頂上かぁ~。モチもアップ。でも天気はいまいち聖平小屋までは0.6km-約20分だそうです。2009年の営業は9月23日までで、現在は避難小屋として使えるとのこと。
(AM10:08)
薊畑分岐から少し登ったところ。今の季節はこんな感じです。ちと残念。。。晴れていたら見えるであろう聖岳もガスのため見えたり見えなかったり。*薊畑分岐での標高は2300mぐらい。
(AM10:29)
こんな感じのところも有ります。でも、ザイルを使う必要もないかも!
(AM10:49)
来ました。小聖岳。その奥に見えるのが聖岳。ガスガスです。ここから見える聖岳は大きく、天候のためか不気味に感じました。ここで(も)休憩。ジッとしていると肌寒いぐらいなのでフリースやら長袖のシャツを着込んだ。頂上まで登れるかなぁ?ちと心配。
(AM11:07)
ダラダラしていると?ガスの切れ間から頂上付近を見ることが出来た。すごく綺麗。俄然、登る気up!
(AM11:26)
ガレたヤセ尾根をガシガシと登る。小聖岳で休憩してこともあり結構快調に楽しく登れる。右上の方に登山者が居るのが分かるかな?
(AM11:34)
振り返ってみるとこんな感じ。しかし、ここからザレた斜面をジグザグに登っていくところが辛い。頂上付近が見えているだけになおさら辛い。
(PM12:10)
ハアハア言いながら高度を上げると、、、ついに到着しました。山頂で~す。予定通り?の時間に着きました。うれし~い。でも展望はいまいち。目の前に見える赤石岳も、一瞬しか見えずに残念。
(PM13:00)
待てども晴れる気配すらなく、逆に山頂付近がガスって寒くなってきたので下山開始。
(PM18:00)
下山は単調でひたすら下る感じ。最後の方は膝に違和感を感じるほどだった。それでも、順調に高度を下げることが出来、西沢渡の渡し篭に到着。ここまでヘッデンに頼る必要も無く帰ってこられた。
(PM18:40)
遊歩道ではヘッデンを使いましたが、登山道入口まで無事に帰ってくることが出来ました。あー疲れた。無事に登山は終了。久しぶりの3000m峰の登山で楽しかったです。でも、もーしばらく登山はいいや😅