先週に引き続き今週も城山南壁フレンチフェイスに向かうことにした。天気予報は、曇り時々晴れ、最高気温２７℃。蒸し暑いらしい。 いつものように伊豆箱根鉄道・大仁駅から南壁まで徒歩。途中の狩野川では、鮎釣り大会？らしきイベントが行われていた。果たして釣れているのだろうか？
アスファルトのアプローチも湿度が低いためか意外に快適だった。城山登山道入口近くの駐車場から城山を見上げると、久しぶりに空が蒼く綺麗。城山登山道入口から南壁までのアプローチも、この時期にしては涼しく快適に登れた。オアシステラスからの染み出しもほとんど無く、岩の状態も悪くはなさそう。相変わらず落石は有りましたが。
流石に城山はシーズンオフのためか、クライマーは１パーティー２人のみ。午後からは貸切状態になった。夕方からは雨雲に覆われたが、雨は降ることなく、比較的湿度も低く、過ごしやすかった。
今日は忘れずに爪も切り、気合い十分。岩の状態も悪く無い。今日フレンチを落とせなければ、秋までは “無理だろうなぁ” と感じる。
スティッキーフィンガーズ(5.11b)mリードでTO
今日もこのルートから。梅雨のこの時期、午前中のフレンチフェイスエリアは何時も湿っぽいが、今日は比較的乾いていた。体調も悪くない感じ。
フレンチドレッシング(5.11c) 敗退
１便目 (TR)：ムーブの確認。ハングに乗り込むための右手デッドが朝１便目から決まる。４ピン目手前の右手デットはいつものポケットを使わずに、その右側のカチで耐えることにした。TRだか初めて？ノーテンでTO。
２便目 (リード敗退)：お昼頃。初めてのリードトライ。ハングしたまでは問題なし。３ピン目クリップ後、慌ててしまい左足をガバに入れられない。でも、ここは何とか耐えた。いよいよハング越え。右手デッド＆ハング乗り越え、右手デット＆デット。左足がブルブル震えながらも何とかこなせた。しか～し、次の１手、左手ガバが遠く感じる。なぜ？TRの時には近く感じた左手ガバがやたらと遠く感じる。クリップは目の前だが固まってしまう。なんとか気を紛らわすも、敢え無くフォール。久しぶりにドカ落ち。
３便目 (リード敗退)：午後３時頃。若干涼しくなってきたのでトライ再開。でも、岩はまだ火照っていた。ヌメリを感じたのでハング下まで行くことなく、２ピン目までで敗退。
４便目 (リード敗退)：午後４時頃。ハングの乗り越えは上手くいったが、次の右手デットで力尽きる。ガッカリ。
５～７便目 (TR)：力不足を感じたのでTRで登り込むことにした。ハングを越えるためのデッド、ハングに乗り込んだ後のデッド＆デッドは決まるようになった。が、最大の問題点は４ピン目のクリップ体勢だったことが判明。TRでは、ハング越えの時にテンションを掛けていたので、４ピン目のクリップ体勢の難しさに気がつかなかった。ハングに乗り込んだ後の腰の位置がどうも低いために、左手・ガバを取りにいくムーブが出来ない。右手で耐えて少し腰の位置を上げることが必要だが、ハングを越える時＆越えた後のデッド３連発で右手が消耗しすぎているために踏ん張れない。左手・ガバを取りに行く前に、少し右足をひねる？ことが重要かも。これにて本日終了。涼しくなるまで、しばらく封印かな？？いと、悲し。
活動記録：MINO・Tortoise (アプローチは伊豆箱根鉄道・大仁駅から徒歩)、ロープを掛けたルート：ホームボーイ(5.8)・グラシアス(5.9＋)・ブラウンシュガー(5.11a)・スティッキーフィンガーズ(511b)・フレンチドレッシング(511c) *相変わらず落石等があった。MINOは、ホームボーイ(5.8)とグラシアス(5.9＋)をmOSです。
