タートルの甲羅:伊豆大仁・城山奮闘記

伊豆大仁♨️城山⛰近郊をメインに、たまには小川山や城ヶ崎で、クライミングをしていた時の忘却録

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夏の城山南壁・フレンチフェイス

jhoyama-nanpeki 2009May10 1

暑い!暑すぎて記憶が・・・ 今朝は天気予報が外れて曇りだった。GWは西伊豆・亀の甲岩&クレヨンウォールに行ったので、今日は城山南壁に向かった。伊豆箱根鉄道の車中から見えた、かつらぎ山(452m)山頂はガスっていた。大仁駅周辺も湿度が高くウエットな感じがした。昨夜雨でも降ったかのような?

前回 (2009.4.29) の城山南壁は貸切状態だったが、今回は激混み!30人オーバーの混みようだった。もしかしてクライミング joy (山と渓谷社) の影響?マルチピッチの人もいたが、多くの人は下部でのルートクライミングだった。

昼前からは陽が射し、風もほとんど無く、蒸し暑かった。伊豆でのクライミングが、シーズン後半であることを実感した1日となった。 相変わらず城山南壁は落石が多く危険だった。比較的落石の少ないオアシステラス下部でも落石があった。

南壁・右 ロング・グットバイ(5.10b) mリードでTO

岩は若干ウエット&暑さに負けてテンション。ま、良いでしょう。隣にTRを張ることが目的ですから。。。

タナバタのタナボタ(5.10c) TR

フレンチフェイスはまだウエットだったので、久しぶり(2008.11.29)に触ってみた。TRだったので登り方が雑になったが、このルートは良いルートだと改めて感じた。

フレンチフェイス・スティッキーフィンガーズ (5.11b) mリードでTO

隣のルートにTRを張るためにトライ。体力温存のためテンションをかけながら登る。4ピン目にクリップした後、ハングの右側に回り込み、左足をハング上に上げるまでがパワフル。ハング越えはホールドさえ分かれば易しい。

jhoyama-nanpeki 2009May10 2

フレンチドレッシング(5.11c)TR

1便目:2ピン目のクッリプ体勢は悪くないが、やたらと指が痛い。2ピン目にクリップ後、左上ガバを取りに行くムーブも簡単ではない。核心のハング越え。左手をカンテに上げ左足をガバへ。左手を一段上に上げ、右足をブラにする。右手を3ピン目横のポケットにねじ込み、体を岩に引きつけてから、デッドで右手をガバホールドに飛ばす。その後、右足をハングに乗せ、左足を上げる。呼吸を整えて、右手をデット&デットでつなぎ、足を上げて、左手ガバで4ピン目クリップ。ここでレスト。4~5ピン目までも簡単ではないが落ち着いてホールドを探せばどうにか耐えられる。

2便目:ハング越えのムーブ確認。でもムズ!

3・4便目:暑くてヘロヘロ 5便目 夕方になり気温が下がる。2ピン目のクリップ後、指が痛くて耐えられずテンション。疲れていると2ピン目からハング下に潜り込むまでも厳しい。ハングはリズム良く越えたが、その後力尽きる。もう少し登り込みが必要。

活動記録 : MINO・Tortoise (アプローチは伊豆箱根鉄道・大仁駅から徒歩) ロープを掛けたルート:ロング・グットバイ(5.10b)・タナバタのタナボタ(5.10c)・スティッキーフィンガーズ (5.11b)・フレンチドレッシング(5.11c)

城山南壁のトポは、フリークライミング 日本100岩場 3 伊豆・甲信 増補改訂新版 (フリークライミング日本100岩場)です。