タートルの甲羅:伊豆大仁・城山奮闘記

伊豆大仁♨️城山⛰近郊をメインに、たまには小川山や城ヶ崎で、クライミングをしていた時の忘却録

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初めての城山・インナーウォール4

Jho-Yama Inner Wall 4 2009.Dec6 1

前日の土曜日は本降りの雨。今日、日曜日は“クライミングに行けないかなぁ~”と思っていたが、天気予報は晴天。先週はクライミングをお休みしたので、取りあえず、城山に行くことにした。

前日の雨を考慮して、遅めのスタート。大仁駅に着いたのは10:00AM。(ノ゚ο゚)ノ 城山全体にガスがかかっていて何も見えませ~ん。

そー言えば電車もダイヤ通りに走っていなかった。今日はさすがに無理か( ̄_ ̄|||) しかし諦めずに登山道入口まで向かってみると、晴れました。で、山頂をチラ見するとクッキングワールドで登っているクライマーを発見。想像するに、恐らく岩は湿っているはず (ノ゚ρ゚)ノ ス・ス・ゴ・イ

Jho-Yama Inner Wall 4 2009.Dec6 1

登山道入口近くの駐車場はどちらも満車だったので南壁は込んでいると判断し、今日は思い切ってインナーウォール4に行くことに決めた。

最近南壁にしか行ってないのでアプローチが辛い。登山道入口から頂上までは約60分。そこからインナーウォール4の頭までは10分ほど。頭からはダイナミックに懸垂下降。60mロープがあった方が安心かな。

インナーウォール4の取り付きに到着したのはお昼前、いや~、アプローチで既に疲れました。

インナーウォール4

ボディートーク(5.10c) TR *赤ザイル右側

1便目:今回がもちろん初めてのトライ。1ピン目までが遠くてムズ!ムーブが分からず悩む。2ピン目にクリップするまでは要パワー。2ピン目からはビミョウ~にランナウト。それなりのホールドはあるが、ザラザラで滑りそう&高度感もあるのでコワ!

2便目:離陸から1ピン目までのムーブに悩む。レイバックぎみに力でねじ伏せるのかなぁ。左手アンダーで右足に乗り込み、右手を上げる。結構パンプした。

3便目:離陸核心。後は苔との戦いか?ビレイしていると上から苔?が降ってくる状態。2ピン目から上部は適度にランナウトしていて怖い。南壁のスクールゾーン(5.10c)や亀の甲岩のホワイトハンチング(5.10c)よりも遥かに面白いと思う。

活動記録:Mino・Tortoise、ロープを掛けたルート:ボディートーク(5.10c)、今回は撤収作業に時間が掛かり、伊豆の国市の夜景を見ながらのザイル・ギア等を回収するはめに。。。反省です。インナーウォール4のアプローチは侮れないので注意しなければ。

インナーウォール4に向かうアプローチは、城山の頂上から頭に向かうルートとワイルド・ターキー方面から基部に向かうルートが有る。しかしどちらのルートもなかなか厳しい。岩の状態は(登られていないためか)ザラツイテいる。少なくとも冬期のお昼以降はレストエリアがインナーウォール3(ニードル)の陰になって寒い。ビレイポイントは、許されざる者(5.11a)から右側のルートでは足場が悪い。今回は前日の雨の影響か、下部(1ピン目まで)は湿っていた。また岩に打たれているボルトは錆びているものもあるので要注意!高度感はあるので城山・南壁(ショートルート)育ちのクライマーにはそれなりに楽しめそうだが・・・・・