タートルの甲羅:伊豆大仁・城山奮闘記

伊豆大仁♨️城山⛰近郊をメインに、たまには小川山や城ヶ崎で、クライミングをしていた時の忘却録

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2008年最後の小川山

Ogawayama 2008Nov3 1

最終日は屋根岩2峰方面に向かうことにした。アプローチは短いが、岩場の取り付きまでは急登で厳しかった。PTA周辺は、風は強かったが横から吹く風のためか冷たくはなく、陽が射してて暖かだった。 右写真中央が看板ルートの蜘蛛の糸(5.11c NP)。いつかは触ってみたいものだ。

Ogawayama 2008Nov3 2

廻り目平岩峰群かな?唐松の黄葉がとても綺麗。

Ogawayama 2008Nov3 3

屋根岩2峰・PTA周辺 南陵下部5P目 (5.9) リードで敗退

1便目:OSトライ 2ボルトのショートルート。出だしが薄かぶり状態。1ピン目にクリップ後、パワームーブで両足を上げる。思いのほか被っていた。2ピン目のボルトが微妙に遠く感じたので、クリップ体勢が悪い状態で突っ込んだが、ビビってヌンチャクを掴んでしまった。OSトライ終了。

2便目 TR: 2ピン目のクリップ体勢は腰クリップが正解だったようだ。クリップする前に一気に乗り込んで、安定した体勢でクリップをすれば消耗も少なく問題はなかった。まだまだ修行が足りないなぁ。

Ogawayama 2008Nov3 4

DDT (5.11a) TR

1便目:出だしは立っているがホールドは有りそう。TRでトライ開始。え? なにこれ!指が痛い。花崗岩の結晶がブスブスと指先に刺さる感じ。ムーブというよりもこの痛みに耐えて、2ピン目にクリップできるかがポイントのルートかな。上部はボルトの左から登れば問題ない。

2便目:先ほどの指の痛みが幻かどうかを確認するために再トライ。結論は、激痛!刺々しい結晶に耐えられなかった。

Ogawayama 2008Nov3 5

PTA (5.11b) TR

1便目:綺麗なスラブルート。右のクラックを使いながら登るのかなぁ?トライ開始。想像以上に右のクラックが使えない。フットジャムは決まるが、右手で使うホールドがいまいち見つからない。核心はこのクラックが終わったところか。いや~難しい。TRだけど、息が上がった。

2便目:先ほどよりもましだが、それでも厳しい。3カ所ぐらい悩むポイントがある。

3便目:使うべきホールドは判ってきたが、ボルトとボルトの間が遠くてリードでのトライはまだ想像が出来ない。

今年の小川山でのクライミングはこれにて終了。 15時頃には下山を開始した。

Ogawayama 2008Nov3 1

今回の小川山は天気予報が外れ、3日間とも晴天だった。明け方の冷え込みもほとんど無く、暖かでラッキーだった。今年は川を越えなかったなぁ。また来年、チャンスがあればここに帰ってきたいものだ。